やきすぎ注意！

こんにちは。設計の林です。

我が家の新築時の外観です。ベージュの部分は、そとん壁で、

アクセントの黒い部分は、焼杉を貼っています。

焼杉は、昔の蔵などで使われているのを見られてことが

ある方もいらっしゃるかと思います。

杉板の表面を高温で焼き、炭化させた外装材です。

通常、木材は塗装しなければ劣化が早くなります。

しかし、木材を炭化させると表面が保護されるため、

塗装しなくても腐りにくく、虫害の被害を防いだりする機能が働くほか、

メンテナンスは長期間不要になります。

我が家に貼っているものは、クリア塗装されているものなので、

服や手が黒くなることもありません。

しかし、炭化している部分がもろく、

自転車のハンドルが当たったりするとポロポロ落ちてきます・・・

それでも、５年経ちますがまだまだきれいだなと思っていた矢先、

事件が起こりました！

玄関ドアを開けると

黒い粉が！

昨日はこんな黒い粉なかったのに。勝手に風とかで取れてくるのかな？

掃いても掃いても、また別の日にもまた黒い粉が

ポーチタイルの上に落ちています。

そんなある日、ついに原因（犯人）がわかりました！

玄関ドアを開けると、野良猫が逃げていきました。

また黒い粉が！

よくよく下の方を見ると、集中的に地の部分が見えているので、

ここで爪とぎをしたんやな！と思いました。

正面の方などは基礎が高いので、猫の高さでは

焼杉部分には届かず、被害はないです。

これから焼杉を貼る時は、猫の高さを考えようと思いました。

左の方に見切れているのは、信楽焼のカエルの置物です。

子供の小学校入学記念に「無事に帰ってきますように。」

という思いで、義父が買ってきてくれました。

先日も下校中の小学生が交通事故に遭われたニュースを見て、

心が締め付けられる思いです。

子供の交通ルールの再確認と自分自身もハンドルを持つ身として、

安全運転を心掛けたいなと思いました。