家の断熱材!本当は何が良いのか?を知る
家づくりの時によく断熱について聞かれることがあります。
どんなご質問かといえば、「本当はどの断熱材がいいのですか?」です。
こういう方の特徴としては住宅展示場をたくさん回られている方です。
たくさん回ればとにかく様々な会社の特徴を聞かされます。
その中で特徴になりやすいのが断熱材なのです。
営業マンは言います。「グラスウールを使った家は結露でぼろぼろになりますよ!」というのです。
そして写真を見せられます。
そして次に、「弊社では例えばウレタンという断熱材を使用していますので結露はしません。そして気密性も非常に高くなります!」というようなトークをされるかもしれません。
私から言えばどの断熱材も悪くないと思っています。
問題は入れ方です。
入れ方を間違って施工すればグラスウールなどは内部結露もする可能性はあります。
だからチェック体制が重要です。
最大手と言われるハウスメーカーもグラスウールを使っていますが、
本当に悪いなら高いお金を払って性能の悪い家を造っているということになります。
ありえませんよね。
ある程度の規模の会社になれば、標準仕様で基本的には勝手にお客様の希望で断熱材等も変えることができなくなっています。
だから営業マンは自分たちが決めた仕様の材料は良く言うしかないのです。
これが現実です。
どの断熱材でも扱える会社であればメリットとデメリットをそれぞれ聞き、皆さんにあった断熱材を使えばいいのです。
それができない会社は特定の断熱材だけが良いように言います。
結論どの断熱材にもメリットとデメリットはあります。
メリットで選ぶのか、デメリットで避けるのか。
皆様も参考して自分に合った断熱材を選んでくださいね。
断熱材だけでは皆さんが営業マンから言われる暖かい家は造ることはできません。
暖かい家の造り方はまたどこかでお話しします。