外断熱の家は本当に魔法瓶なの?
暖かくなったり寒くなったりこの時期は体調も崩す人が多いですね。
さて外断熱についてですが、よく魔法瓶のように断熱材で包まれているという
トークを聞くことがありますが、それは正確ではないとも言えます。
外断熱工法で断熱工事をする場合は断熱の欠損と言える部分が何か所かありますが誰もここは指摘しません。
それ以前に、設計者などはこの欠損部分等を知らない人がほとんどのように思います。
私もいろいろな住宅会社に指導に行くことがあるのですが
なぜか過去に設計者に問いかけをして知っていた設計者がゼロと言うのには驚きです。
施工者の方であればわかるとは思うのですが意外に設計者はこの辺りがわかっていないという事が現状です。
すなわち営業マンというのは会社からマニュアル化された内容を覚えてお客様に説明をするように指導されています。
このような設計者でも知らない情報を知っているはずがありませんから、魔法瓶の家!魔法瓶の家!と言われるのでしょう。
これは私の個人的な感覚ですが
外断熱の家と内断熱の家と比べたときに私も両方の家を建てていますが
正直に言って外断熱の家が内断熱の家と比べて特別暖かいと言う感じはしません。
よく昔の30~40年前の家などと比較する人がいますが
正直言ってこの時代の家と現在の家では比較ができないぐらい建物の性能が違います。
内断熱や外断熱がどうとかいうよりも
窓のグレードを変えた方が体感という点においては感じますよね。
外断熱がもちろん悪いわけではありませんが
この外断熱にかける費用があるのであれば
他の部分に費用をかけた方が暖かい家が造れたりもします。
是非ご興味のある方はご相談ください。