社長ブログ

制震ダンパー選びで後悔しない為の知識

今日は制震ダンパーについてお話をします。

現在の制震ダンパーをこれからの地震に備え、導入される方も多いのではないかと思います。

世の中には制震ダンパーが無数に出回っています。

この制震ダンパーを選ぶ時に注意することがあります。
私も現在の制震ダンパーを採用するまでにいろいろと検証を重ねました。
ダンパーを取ってみて分解した物もありました。

制震ダンパーは壁の中に入る物です。
したがって点検などはできません。

地震が起きたときに、その効果が発揮されるか
それとも発揮されないかがわかります。

まずは保証期間です。
これは最低10年以上の物をおすすめ致します。
これは意外に短い会社もありますのでご注意ください。

2年の保証期間とすれば3年目以降に地震が来て効果が無くても
知りませんと言っているようなものです。

そして制震ダンパーにはオイル式とゴム式があります。
これはどちらが良いとは言えないかもしれませんが
私個人的にはオイルをおすすめしています。

ただしオイルの場合にはオイル漏れという点は注意点ですから
どのような処理をされているかメーカーに聞いてみると良いでしょう。

次に東南アジアで製造され国内の会社が代理店などとして販売している物はが全てとは言いませんが、あまりおすすめできません。

できれば日本製やヨーロッパなどのしっかりとした会社が製造している物、昔、ある東南アジアで製造され国内の代理店が販売していたものを分解したことがありましたが、これで本当に大丈夫なのかと思いました。

現在は取り扱い自体が無くなっているように思います。
また実績も重要です。

そして問題なのがどのタイミングから制震ダンパーが動き出すかです。
制震ダンパーとは大きな地震時に地震のエネルギーを吸収し、建物の損傷をいかに抑えるかです。
したがって小さな地震から反応しその効果を変わることなく大きな地震の時まで一定の効果を維持できるかです。

震度7クラスの地震が起きたときにやっと働く制震ダンパーでは、損傷をすでに建物に与えているという事になります。

理想的なのは小さな地震から震度7クラスまで安定的に効果を発揮する制震ダンパーが良いのです。

制震ダンパー一つをとっても無数にありますのでご注意ください。

弊社が推奨する制震ダンパーはエボルツ

震度1から効果を発揮。

ごく僅かな揺れでもしっかりと地震のエネルギーを吸収します。
「小さな揺れから大きな揺れまで」満遍なくしっかりと効き、住宅を守り続ける、安心の制震ダンパーです