ツーバイフォーの家を建てるときに絶対知って知っておくべき事
ツーバイフォーと木造どっちがいいの?というご質問を頂くことがあります。
私はツーバイフォーの建物は良いとは思わないので木造をおすすめしていますと答えました。
ただ世の中にはツーバオフォーの建物もたくさん建っているのが現実です。
もちろん大手のハウスメーカーも含めツーバイフォーの会社があります。
私は現代の住宅において今後今までのように30年程度で建て替えがあるのかといえば
建売住宅であってもないと思っています。
現代の住宅は今から20年以上前の家と比べた時にすべてにおいて全く違うからです。
耐久性が違います。
今後長寿命化していく住宅を考えた時に家族構成も変わります。周りの環境も変わります。
いろいろなことを考えた時に家族構成が変わった時の建物のリフォームがしずらい構造がツーバイフォーだと思っています。
開口の制限なども厳しいですよね。
これは私の考え方です。
また、やはり日本の高温多湿の気候を考えた時に
柱のない構造が私自身受け入れられないのも一つの要因ですが、ダメとは言えませんがおすすめではないということです。
どうしてもツーバイフォーで建てるときに注意が必要なのが、雨です。
上棟の日、大手ハウスメーカーも含めほとんどの会社が雨でない限りシートはしていません。
シートというのは足場のシートではなく建物をシートでくるむということです。
夕方に雨が降っていなくてももしかすると降水確率が30%なら夜中に降るかもしれません。
もし降ったら構造に影響が出る場合もあることの危機感がないのかなといつもツーバイフォーの建て方をしているときに思います。
材料によっては雨に弱い物もあります。
皆さんがツーバイフォーの会社で家を建てるときには
上棟の現場を見に行き夕方シートをかけているかの確認をされた方がいいのではないかと思います。
これに対して木造の柱(ヒノキ)などはしっかりと乾燥させていますので、雨で濡れても反ったり狂いが出ることは基本的にはありません。
世の中の木造もなぜか建物をシートでおおっているいる会社はほとんどありません。
確かに濡れても影響がないといえばないのですが、
できる限り水にぬらさないように努力することは品質を確保するのに重要だと思っております。
気になられた方はご相談ください。