社長ブログ

グラスウールは本当に悪いのか?

世の中には様々な断熱材があります。

グラスウール
ロックウール

ウレタン
ポリスチレン
ポリエチレン
フェノール

セルロースファイバー
炭化コルク
羊毛     

よく最近グラスウールはダメですよと言うトークが
各住宅会社の営業マンが言われます。

内容をわかって言っているようにも思えません。

会社からこのように言えと言われているだけでしょうね。

例えばその会社がウレタンを標準仕様にしている場合に
グラスウールはウレタン断熱を良く思わせる為の最適な断熱材です。

営業マンからこんなトークを聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。

グラスウールを使用すると内部結露をおこし、断熱材は脱落。

柱にカビが発生し、腐朽菌などにより柱がボロボロになりますよ。

という写真を見せられます。

私から言えば何十年前の写真なのと言いたくなります。

確かに昔の家は大手のハウスメーカーも含め、こういった家もあると思いますが
現在においては考えられません。

逆に言えばその会社はグラスウールの施工をきちんとできない会社と
言ってもいいかもしれませんね。

グラスウールが本当にダメなら数多くのハウスメーカーも採用していますが
こういった大手のハウスメーカーも含めダメな家ということになります。

どう思われますか?

私から見れば自分たちの断熱材が良いものですよと言いたいが為に
グラスウールをたたいているようにしか見えないですね。

ただしグラスウールも大工さん任せではダメだと私は思っております。

その会社側の断熱検査などは必要だと思います。

大工さんが断熱材を壁の中に入れそれをチェックすることは必要と考えています。

どの断熱材にもそれぞれメリットとデメリットがあります。

私は断熱材の選び方は
その断熱材のメリットで採用するかデメリットで避けていくか
だと思っております。

大きな会社が開発費をかけて作られている断熱材、
どれも悪くないと言うのが私の考え方です。

私の会社がどの断熱材でも扱える体制なのでこういった事が
言えるのかもしれません。

会社の基本仕様が決まっている会社では変更できませんから
その会社の決めた断熱材を否定することはできません!

皆さんも営業マンのトークには騙されないようにしてください。