☆重要☆家を建てる時の地盤と基礎の関係
今日は地盤についてお話致します。
昔であればハウスメーカーも含め地盤調査等は行っていませんでした。
品確法等ができ、建物検査なども強化されていく中で地盤調査が必須となり、役所がこの地盤の状態を確認申請を下す上で必要になってきました。
最も大切な建物を建てる前の地盤については保証期間もしっかりとる為に
地盤調査も通常のスウエーデン式(SWS式)の方法ではなく
より精度の高いスクリュードライバー式(SDS式)の方法を採用し、
ご希望により液状化に関しても調べれるようにしております。
その中で建物をより安定した建物にするには
ハウスメーカーに多い布基礎よりもべた基礎の方が様々な点において優れていますが、それだけではなく、もし建物が何らかの理由で不同沈下などを起こした場合にもべた基礎の方が建物を正常な位置に戻すにも費用を抑える事ができます。
布基礎はベースの部分が面としてべた基礎のようにつながっていない為
建物を正常な位置に戻す為のジャッキアップに関しても困難です。
また地盤改良などの杭打ちが出る可能性が高いのも布基礎になります。
30年前の家なら仕方ないですが、現代の家で布基礎とは時代遅れを感じずには
いれません。
布基礎はコンクリート量もべた基礎に比べ少ないので基礎も軽い為、水災(津波)などで流されやすいデメリットもあります。
確かにコストだけ見れば布基礎が安い基礎ですが、大手のハウスメーカーの家が高いにもかかわらず布基礎が多いのには少し残念な気持ちになりますね。
大手のハウスメーカー希望の方であれば一度担当者べた基礎に変更可能か
聞いてみるといいかもしれませんね。
これから基礎は建物以上に強固にしていくべきだと思っています。