☆重要☆家づくり気密断熱信者の方へ
断熱についてのご質問をよく受けます。
皆さんが考える断熱の考え方はどうでしょうか。
住宅展示場を回れば回るほど何が本当に正しいのかわからないと言われます。
それはなぜなのか?
当たり前のことかもしれません。
各住宅会社が他社と差別化すると言っていろいろな工法や断熱方法を
アピール材料に取り入れているからです。
皆さんが断熱を考える時に気密にこだわった会社に行けば数値を出されます。
C値がいくらUA値がいくらなどそれをそのまま信用してしまい気密断熱信者が生まれるのです。
私はいつもこういった断熱気密信者となってある意味洗脳されている人を
洗脳を解いてあげるようにしています。
何故か?
あまり偏った考え方で見ていくと本当に正しい判断ができなくなるからです。
私がこの建築業界に入って30年ですが、
結果だけ一言で言えばどれも悪くない!という事です。
様々な住宅会社が他社の工法などの悪口を言っている場面をよく見ますが
どこの会社も悪くないと言うのが私の結論です。
どういった工法や素材もメリットだけではないという事です。
必ずと言っていいほどデメリットもありますが、一般に営業マンは
会社からメリットしか伝えられていない場合も多くデメリットを知らずに
皆さんに提案している場合がほとんどです。
また視点を変えて考えてみてください。
例えば断熱や気密について皆さんは数字にこだわりたいのでしょうか?
例えばC値(簡単に言えば気密を表す数値)の比較で0.5と0.8で考えると1.6倍ですが、本当にこの差が体感できるのでしょうか?
営業マンは「断熱性違いますよ~」と言いますが
私はこういった住宅に何度も比較で入っていますが
正直わかりません。
C値が5の家と0.5の家ならもちろんわかりますが
0.5と0.8の家の差は本当にわかりません。
皆さんは数値にこだわりたいのか?
暖かい家を造りたいのか?
どちらなのでしょうか?
一度冷静になって考えればコストを抑えながら暖かい家を造ることも可能です。
是非考え方を冷静になって考えなおしてみるといいかもしれませんね。