家づくり耐震1と3の違いは基礎ではない!
今日は耐震について少しお話をしたいと思います。
セミナー等で耐震が気になるとほとんどの方が言われます。
もちろん耐震1や2や3と言う表記で耐震性能を表していますが、
ここで皆さんがほとんど知らないことをお話ししますと、
一般的に耐震1と3を比べれば基礎も違うだろうとお思いでしょうが実はほとんど耐震1も3も変わりません。
多少は違ったとしても大きく価格が大きく変わることはありません。
これが現実です。
しかし住宅展示場などに行けば営業マンは何も知らないので耐震3の基礎が違いますよと言います。
もしそうであれば大手のハウスメーカーの中にはまだべた基礎ではなく布基礎を採用している会社が多いですよね。
30~40年前の基礎は確かに布基礎ばかりでしたが今は2020年です。
この布基礎で耐震3が取れているという事でおわかりですよね。
実は耐震1や3と言うのは基礎と言うよりも
基礎から上の耐力壁の数等によって決まってくるのです。
しかしながら耐震1や3には出てこない基礎の部分は私は重要と考えています。
現在の基準を最低限満たせば良いと言う考え方ではなく、
基礎は数字には表れてこない部分かもしれませんが
次世代を見据えた多少過剰と言われるぐらいの基礎をつくっておくことが私が重要と考えていますので皆さんも営業マンの軽い言葉には注意してください。