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ecoおそうじ術〜その⑨過炭酸ナトリウム

ecoおそうじ術、第9回目となりました。
今回は「過炭酸ナトリウム」です。

 

一般名は過炭酸ナトリウム、過炭酸ソーダ、酸素系漂白剤と言われます。

 

炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過酸化水素を2対3の割合で混ぜた物質で、

店頭では「酸素系漂白剤」という名前で売られており、衣類や食器の漂白には大変有効です。

 

また、アルカリ度が高い為、重曹よりも強い洗浄力があります。

水分と反応すると発泡する作用で、排水口や洗濯機などの汚れを落とすのにも使えます。

 

それ以外にも、除菌や消臭剤としても利用することができたり、

洗濯や漂白にも使えるなど、幅広い用途があります。

 

アルカリ度が高い分、肌が弱い人は使うときに手袋を着用した方が安全です。

万が一、目や口に入ってしまったら、すぐに水で洗い流しましょう。

 

#基本的な使い方

過炭酸ナトリウムは50~60℃くらいのお湯に溶かすと、しっかりと働いてくれるので

使う直前に粉末をお湯に溶かして使います。

綿や麻、化学繊維など、たいていの衣類の洗濯と漂白ができます。

 

過炭酸ナトリウムQ&A

Q.使ってはいけない場所や素材はありますか?

 

→A.過炭酸ナトリウムは重曹と同じアルカリ性です。

その為、アルミ素材、大理石、天然石、畳への使用は変色する為、NGです。

また、ウールや絹など、たんぱく質の繊維や木製のボタンなどの自然素材の飾りのや

ボタンのついた衣類、草木染のものには使えません。

 

Q.保管方法は?

 

→A.過炭酸ナトリウムは水分と反応すると炭酸ソーダになってしまい、

漂白力を失うので、水分を避けて保管しましょう。

また、長期間完全な密封状態で保管すると、過炭酸水素によって容器が変形したり。

破損の可能性がまれにあります。

※市販品は通気性のある袋にはいっているので、心配ありません。

 

では、次回は「過炭酸ナトリウム実践編」です。

実践編が最終回となります。

最後までよろしくお願いします!

 

 

これまでのecoおそうじ術はこちらから♪

その①入門編→コチラ

その②基本編→コチラ

その③さらに使える重曹とその効果→コチラ

その④クエン酸→コチラ

その⑤クエン酸実践編→コチラ

その⑥クエン酸と重曹の合せ技☆

その⑦アルコールをつかったお掃除方法→コチラ

その⑧アルコール水実践編→コチラ