収納計画

収納のプロと設計士のコラボにより生まれた収納計画

家づくりをする時に、収納計画は非常に大切な問題です。
その一つの問題点として、お住まいになる人のライフスタイルや生活動線とのアンバランスが挙げられます。

使い勝手の良い収納を計画し快適な暮らしを実現する為には、新しくした住まいの暮らし方を具体的に事前にイメージした生活動線を考える事が重要です。
逆に言えばお客様から得る情報が不十分であったり、家事や育児、身支度などの作業効率を考えられていない状態で最良のプランをご提案することは難しいかもしれません。

収納を平面的に考えると同時に、立面的にも考えていく必要があります。
また大阪のような狭小地で家を考える時にも一般の収納計画と違った考え方でプランをしていく事で、通常のプランよりも部屋が広く取れ、より効率の良い収納計画で、無駄の無いプランができればどうでしょうか。
広い敷地で広い家で考えれば少々無駄があったとしてもストレスを感じずに生活はできるでしょう。

大阪のような限られた広さの中で考えていくときにはこういったプランにおきましては非常に重要な部分になります。
私たちも含め、世の中の設計士という立場の人は家の設計の中で収納計画をご提案しています。

しかし世の中には収納に特化した「収納のプロ」と言われる人もいます。皆さんもよくテレビなどで収納の達人や収納のプロと言われる人の収納の計画やアイデアを目にする事もあると思います。

今回、私たちは皆さんにより幅広い収納計画、アイデアをご提案できるように収納のプロと言われる人とコラボし「設計士の収納計画+収納のプロの収納計画」を実現する事になりました。

収納とは「集めて、収める」こと

上手な収納の手順

家族の物を集めて、カテゴリーごとに仕分けることで、家にある物と量の全体像が把握できる。
普段の暮らしに必要な物を選びとることで、物の適量を知り、無駄な出費を抑えることができる。
物を収納する配置(指定席)を上手に計画することで、生活動線をコンパクトにすることができる。
物の量と形状、大きさに見合った空間と収納を確保することで、すっきり美しい状態を維持できる。
物は「一目瞭然」を基本に収めることで、出し入れの作業も楽になる。

1. 分類
家中の物を集め、7つのカテゴリーに分ける

カテゴリー 家の中にある物
① つくる 食品・調理器具・食品など
② きれいにする 洗濯・掃除・バス・メイク・トイレ用品など
③ 出掛ける 靴・傘・防災・アウトドア・スポーツ用品など
④ 楽しむ・勤しむ 文房具・機材・パソコン・ゲーム・おもちゃ・写真・本など
⑤ 装う 衣類・バッグ・小物・アクセサリーなど
⑥ 寝る 寝具類
⑦ 調える 季節家電・工具・電池・裁縫道具・インテリアなど

2. 厳選
物の配置エリアと優先順位を決める

3. 収納を計画する
どこに何を置くか、収納平面図をつくる

4. 器選び
適切なサイズの収納を確保する

適切なサイズの収納を確保する

5. 収める
物の「指定席」を決める

家の表舞台と裏舞台

収納は、「表舞台」と「裏舞台」の2タイプに分類して考えます。

部屋

重視すること

表舞台

部屋

リビング
ダイニング
個室(寝室・書斎・子供部屋など)

重視すること

●しつらえ
●ビジュアル
●広さ
●世界観

裏舞台

部屋

キッチン
サニタリー(洗面室・浴室・トイレ)
玄関
納戸

重視すること

●効率
●動線
●衛生・安全

主な生活動線の種類

調理動線

キッチンの収納を計画するうえで重要になる動線。連続した流れとしては、「食材を準備する→洗浄→調理→加熱→盛り付け→配膳」の順で、収納もこの流れに沿って計画する。

掃除動線

住まいを美しく、清潔に保つためにも重要になる動線で、その長さや複雑さは家族構成や家の構造、間取りなどによっても違ってくる。収納は家族が最も多く集まったり、使ったりする部屋から効率良く掃除できるように計画する。

洗濯動線

洗濯にまつわる作業負担の大小や家の間取りまで左右する重要な動線。収納も、「汚れた衣類を集める→洗濯する→干す→畳む・アイロンを掛ける→クローゼットに収める」という一連の作業がスムーズに行えるように計画する。

身支度動線

外出の用意をして家を出るまで、あるいは外出先から帰宅して部屋でくつろぐまでの一連の流れ。特にクローゼットは、その人のライフラインや服飾品などの量をしっかり把握して計画することが重要となる。

ダンナ・子ども動線

収納は、家族一人ひとりのことを考え、つかいやすく計画されていなければならない。そのためにも、そこに住む人それぞれの性格やライフスタイル、行動パターンを把握することが必要となる。
さらに家づくりをする時に子ども動線も大切なのですが、子ども動線ではなく子ども導線という考え方で、様々な子どもさんを導く為のアイテム等もご用意しております。より家族全員が効率よく動くことができ、親子間のコミュニケーションを深めてもらう為のご提案を設計士がいたします。